Q1不動産を売ったり、買ったりしたときの税金ってどうなってるの?
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◆不動産を売った時の税金は、「譲渡所得」と言います。
計算のしくみは、次のようになっています。(1) 課税譲渡所得
売却価格-(取得費*+譲渡費用)-特別控除**=「課税譲渡所得」
*取得費について、実際の取得費が譲渡価格の5%未満もしくは不明な場合は売却価格の5%とします。
**特別控除については「5つの控除」があります。詳細は、お問い合わせください。(2)税額計算の仕方
譲渡の日の属する年の1月1日現在で、不動産の所有期間5年以内か5年超で「税率」が変わります。
① 長期譲渡所得(不動産保有期間が5年超の場合)
税額=課税譲渡所得×20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)
② 短期譲渡所得(不動産所有期間が5年未満の場合)
税額=課税譲渡所得×39.63%(所得税30%+復興特別所得税0.63%+住民税9%)
*居住用財産の売却・買い換え、優良住宅地の造成等の売却には「特例」があります。詳細は、お気軽にお問い合わせください。◆不動産を買った時には、
権利の移転による「登録免許税」と取得にかかる「不動産取得税」が課せられます。
ただし、それぞれ一定の条件で軽減措置の適用があります。
購入時に、専門家にご確認ください。